シュタイングレーバー

ねこぴあ
こんにちは、ねこぴあです!
ピアノ購入でこんな悩みを持っていませんか?
自分に合ったおすすめメーカーがわからない。
失敗したくないけど選び方がわからないし、相談できる詳しい人がいないよ…。
いきなりピアノ屋に行って試弾するのはちょっと怖い…。
まずは信頼できるプロの意見を聞いて、メーカーごとの特徴や違いを知りたい!
当サイト(ねこぴあ.net)では、【後悔しないピアノ購入】と題して
メーカーごとに下記をシリーズ記事にしています。
  • そのピアノの特徴
  • どんな人におすすめなのか
  • 実際に弾いた感想

 

このシリーズでは、自分がいいピアノだと思った個体しか紹介していません。
ピアノ購入を考えているあなたが、一生を共にする運命の1台に出会える参考になれば嬉しいです。

【後悔しないピアノ購入】メーカー別の特徴(シュタイングレーバー&ゼーネ編)

シュタイングレーバーの音色の特徴

  • 温かく優しい音色

もう…間違いなくドイツピアノ!!って感じの太くて懐の深い音です。

 

  • パワーも十分にある

小型でも鳴りがすごいです。
見た目以上のパワーで鳴ってくれるので、脳が混乱するレベル(笑

シュタイングレーバーと言えば、リスト。
色々なメーカーのピアノを渡り歩いたリストが、最終的にたどり着いたのが、
シュタイングレーバーだそうです。

 

まぁ、あの豊かな音色と万能ぶりなら納得(笑
確かにリストの超絶テクニックにも、曲のスケール感にも応えてくれそう。

先生
シュタイングレーバー本社にはリストのピアノが大事に保管されていて、しかも誰でも弾かせてもらえるんだ!

シュタイングレーバー&ゼーネとは

音色に触れるには、そのメーカーの歴史も大事な要素なので、音色に関係しそうな部分を抜粋して載せておきます。

概要:
シュタイングレーバー&ゼーネ(Steingraeber & Söhne、シュタイングレーバーと息子達〔シュタイングレーバー家〕、の意)は、ドイツのアップライトピアノおよびグランドピアノ製造会社である。この同族会社はバイロイトの歴史的なロココ様式の大邸宅シュタイングレーバー・ハウスに本社がある。ウド・シュミット=シュタイングレーバーが家業を率いるシュタイングレーバー家の6世代目である。

歴史:
1820年代:チューリンゲンでピアノの製作に着手
後に創業者となるエドゥアルト・シュタイングレーバーは、ウィーンのピアノ職人ナネッテ・シュトライヒャーの工房など様々な場所で働いた。そこに滞在している間に、エドゥアルトはフランツ・リストのコンサートツアーへの同行を許され、リストが彼の演奏で「破壊した」ピアノとグランドピアノの世話をした。
1852年:エドゥアルト・シュタイングレーバーがバイロイトで創業。
30年の間に、バイエルン州で最も優秀なアップライト及びグランドピアノの工場に築き上げ、1867年以来シュタイングレーバー社のピアノは、国際的な賞を多数獲得し続けている。
1871年:フリードリヒ通りにあるリーブハルト邸を購入し、本社とした。以後はシュタイングレーバー・ハウスの名を冠している。
大量生産期の間は、シュタイングレーバーの(20人のピアノ職人を含む)30人を超える従業員は今でも大部分手作りされている高品質ピアノの製造を専門にしていた。ケースは頑丈な木で作られ、パーティクルボード(合板)が使用されたことはない。シュタイングレーバー&ゼーネはポリエステルや合成樹脂ワニスではなくシェラックや蝋でケースの表面を処理している。
現在は6代目であるウド・シュミット‐シュタイングレーバーが1980年より運営を行っている。

先生
今でも昔からの製法と素材を守り続け、手作りにこだわっているのは凄いことだし、いいピアノ作りの本質だよね。

こんな人におすすめ

  • 太い音色が好きな人

ねこぴあ
だってドイツピアノですもの(←ドイツピアノ好き

太くて包容力のある優しい音…ホッとしますね。

 

  • 幅広いジャンルの曲を弾きたい人

シュタイングレーバーは、音色やパワーなど、どの要素も高次元でバランスが良いので、
超万能選手ってカンジです。

 

 

  • 新品のピアノが欲しい人

「どうしても新品じゃなきゃ嫌だ」という方に、お勧めメーカーを聞かれたら、
シュタイングレーバーの名前は間違いなく挙げます。
シュタイングレーバーの新品は何台か触りましたが、
今のところ、どの個体も完璧な品質だからです。

ねこぴあ
あとは予算次第(汗

先生
新品ではぶっちぎりの品質だけどね

 

こんな人には物足りないかも

  • 線の細い音色が好きな人

音色自体は太いので、華奢で繊細な音色のピアノが好きな人には
迫力がありすぎるかもしれないですね。

 

  • 小型ピアノの鳴りが好きな人

とにかく小型でもパワーがあるので、控えめな鳴りのピアノが好きな人だと
音の圧力にビックリするかも。

 

私が号泣したシュタイングレーバー

では、私が実際に弾いたことのあるシュタイングレーバーの中から1台、
弾いた感想をご紹介します。

Steingraeber & Söhne モデル名不明 1914年製

ピアノメーカー比較

ピアノメーカー比較

いいピアノは、人の心も癒してくれます。

今回はヴィンテージのシュタイングレーバーでしたが、
新品のシュタイングレーバーとの出会いも、そのうち漫画にしてご紹介したいです!

このピアノを弾いた実際の動画

先生
このピアノを実際に弾いている動画はこれだよ。
※この動画はエフェクトを一切かけていない、生の音です。
まずは悲愴の第2楽章。
うぅ、何度聴いても、このピアノは涙腺にきます。

もう一曲おまけに、ブラームスのインテルメッツォ。

いかがでしたでしょうか。
これからも当サイト(ねこぴあ.net)では、銘器をご紹介していきます。
ぜひ、自分好みの音色を見つけて、ピアノライフを楽しんでください!

 

もし、ピアノ選びで困っている・プロに選定してもらいたいという場合は、
お気軽にこちらからメッセージを送ってくださいね。

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